乳がんステージ1の雑記

ある日突然乳がん発覚。45歳の雑記

ベッドでひたすら忍耐

旦那にしつこくお願いしていたことがある。
麻酔から覚めたらすぐ事実を教えてほしいと。
リンパ転移なかったよ、リンパ転移があったよ。
この2つのどちらかを必ず伝えてと。
悪い結果でも構わないから。

ベッドがガタガタして誰かが名前を呼んでる。
あれ、寝てた?!てな気持ちで目を開けたら、
回復室に戻ってた。ベッドの周りには沢山の
人がいる。ドクターと旦那と母親の顔認識!
「リンパ大丈夫だったよ!」と旦那。
母親が手を握ってくれるのがわかる。
「よかった」と答えるのが精一杯。
まだ夢うつつ。

酸素マスク、導尿のカテーテル、点滴、
心電図に血中酸素濃度のモニターでがんじがらめ。
これにしょっちゅう血圧と体温が測られる。
意識がはっきりしてきて旦那と母親としゃべる。
何度もリンパ転移なかったか確認する。
普通センチネルリンパ生検は2,3個らしいが
今回は5個取ったとのこと。
念には念を入れてくれたんやね。
1時間くらいしか寝てない気がしたけど、
手術終了は13:40。
ドクターもスタッフの皆様も待ってた旦那も母親も
お疲れ様でした。感謝しかない!
寝てただけなのに頑張った頑張ったと誉められて
うれしくなる。

あとは吐き気との戦い。胃は空だから何にも出ないんだけどね。
6時間経って、酸素マスクが取れてos-1が飲める。もうまじ甘露。染み渡る旨さ!

で、ここから朝方までが第二の戦い。
腰が痛いんですよ。寝返り打ちたいのに
傷口が痛んで動けない。
足でなんとか腰を浮かせようと試みるも
尿の管が邪魔で思うようにいかない!
看護士さんにクッション入れてもらったり、
痛みに耐えながら横を向かせてもらったり、
ひたすら朝8時の朝御飯を待つ。
食い意地ばんざーい!